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2010-03-25 21:13:06

告知なしの校長による給食費等との抱き合わせ徴収につき横浜と川崎の教委に申し入れ

テーマ:PTA
<横浜市立川島小学校への申し入れ(追記3/19)>
で問題にした、表題の問題につき、横浜市教委と川崎市教委に問い合わせてみた。
川島小の校長先生のお話等から横浜市全体にかかわる問題だと思われたからだ。
川崎市教委には、ある方から「横浜の川島小と同じやり方がうちの学校でも行われています!」との情報提供があったので、聞いてみた。

<横浜市教委の対応>
生涯学習部生涯学習課(と思われる)M氏が応対してくれた。
学校長が任意参加であるとの告知なしに給食費等と抱き合わせでPTA会費を徴収することに問題があることには理解を示してもらえた。
「まずは調査をさせてほしい。そして、結果が分かり次第、ご連絡いたします。」とのこと。

PTAシンポでの文科省社会教育課長の発言についてはもちろんと言うべきか、ご存じだった。
教委が質問調査をすること自体現場に対する一定の意思表示と考えられるし、結果が分かったらそれを受けての改善指導の要請もできるので、まずは良しとしたい。


<川崎市教委の対応>
川崎市教委は、学事課と生涯学習推進課に応対してもらった。

まず、学事課Y課長が応対してくれた。
任意加入であることの説明抜きに給食費等と抱き合わせに徴収することの問題はすぐに了解してくれて、「4月に校長会があるので、そこで事前説明をするように校長先生に周知します。」と言ってくださった。
これは、大きな前進だと思う!

ただし、学校が徴収するに際して、給食費・教材費とPTA会費をしっかりと区分けして、給食費・教材費のみの支払いもできるようにすべきであることを、縷々申し上げたものの、「前向きの返事はできません。」と言われてしまった。
川崎市では、全市的にPTA会費は学校が徴収しているようなのだが、「給食費・教材費」のみの支払いとPTA会費をも含めた支払いのふたつの支払いが発生した場合、「学校の事務負担が増大するので学校現場の理解を得にくいと思う。」と言うのだ。
では、任意加入であることを説明すると言うのもあくまでも建て前であって、実質としては全員加入を大前提に運営されるということになりませんか?と問いかけると、「・・・」。

今回は、ここまでで良しとしよう。

次に、生涯学習推進課のK氏。
知り合いが自動加入体制をやめるよう要請したもののいい返事をもらえなかったようだがと話を振ると、問題は感じており、加入する意思のない人が無理やり入会させられたり、そのお子さんが嫌な思いをしないように教委としては「個別の対応」を行っている、と。
「全体への対応」はできないのか?と問うと、川崎市でも先のシンポジウムでの文科省の社会教育課長の話はよく把握されていて、「今が変わり目」との認識はおありのようなのだ。

ただ、「まだ文科省からの具体的な動きはないので。」と。

なんと、社会教育課長の発言を受け、文科省に問い合わせもされたとのこと。
文科省からは、

「具体的な動きはまだである。」

「(任意であるという意識を広めたいとする課長の発言の)方向は変えるつもりはない。」

「(課長の発言に)修正すべき点はない。」


等の発言があったとのこと。
※「修正すべき点はない。」なんて、なんか、文科省に対して「心ない」クレームを入れている「心ない」人がいるのだろうか?

文科省の話を聞いて、川崎市教委としては、
遠くない先に(文科省は)アクションを起こされると予想している。それまでは、もうしばらく静観させていただいて、(アクションが起こされたら文科省の指針に)それないような対応をしたいと思っている。」とのこと。

残念ながら、新年度に向けて、事態を大きく動かすことはできなかったが、良い兆しは起こってきている。
そのことに期待しつつ。





1 ■学校を変えましょう
サクラが咲く新年度に、学校を変え、子供達を救いませんか。不登校、退学、ひきこもり、ニート、うつ病、自殺にする学校教育から、子供達を助ける必要があります。
 PTA総会から、草の根の学校改革を始めましょう。
最初の質問は、「先生方は『おバカ教育の構造』(阿吽正望 日新報道)を読みましたか。この本には、現在の学校教育は、指導内容も指導方法も教科書もデタラメであると書いてあります。専門家として先生方は、現在の教育をどのように考えていますか。」です。
「優れたもの」との返答なら、「学校の教育を信頼して良いのですね」と畳みかけます。
次の質問は、「子供の将来のためには、『学校に通わせる』のと『塾に通わせる』のとでは、どちらが大事でしょうか」です。「学校」との返答には、「子供に必要な知識や学力を、間違いなく身に付けさせてもらえるのですね」と確認します。
「子供達の教育に責任を持ちます」との言葉を、学校と教員から引き出しましょう。
友達に声をかけ仲間を作り、教員の言い訳を許さず、専門職としての責任を果たすよう、徹底的に要求して行きましょう。
PTA総会を、教員と親の議論の場にしましょう。そこから学校が変わる筈です。
日本全国の親に呼びかけています。