<33> #2

2009-08-19 19:07:05

「Pちゃん」の学校が、日本PTA全国協議会会長表彰(驚)!

テーマ:PTA

先日の文科省の担当者との話し合いで、
御省は、3年前にも「入会のあり方については近く日Pでも話し合われることになっており、改まっていくはずだ。」というようなことを言っておられたのに、八木山小学校のようなケースが野放しになっているのは本当にどうなっているのか?と言ったところ、

「まあ、八木山小学校のようなケースは極めて特殊なケースだと思います。」
とのことであった。

素直な私(笑)は、まあ広い日本、いろいろな学校があり、例外中の例外かもしれないなと、納得したものだ。

ちなみに、そのPTAでは、前に紹介したとおり

八木山小学校PTA会則に定められているから、八木山小学校の児童の保護者は必ずPTA会員になります。

と、HP上(学校・PTA)で断言しているのだ。


今日、気の早い話だが、もしかしたら、その「Pちゃん」の暴言が削除されているかも?と思い、HPをのぞいてみると、まあ当たり前のことながら、まだ削除はされていなかった。
それはいいのだが、いや~、ちょっとショックなものを見てしまいました。

なんと、この八木山小学校、本年度の「会長メッセージ」によると、

*****
昨年度には「日本PTA全国協議会会長表彰」という名誉に輝き、皇太子ご夫妻ご臨席の場で表彰いただきました。
*****
なのだ(驚)。


表彰に際しては、いろいろと審査もしたはずだ。
同小学校の「強制体質」には気づかなかったのだろうか?
日P(=日本PTA全国協議会)が入会のあり方について、反省しつつあると言う3年前の文科省担当者の話はうそだったのか…。


ちなみに、八木山小学校PTA会長さんは、
*****
私も今年でなんと会長3年目、そろそろ有終の美を考えながら少しでも新しい試みに取り組めるよう、役員をはじめとするPTAスタッフの皆さんと力をあわせて頑張ります。

今年も、一人でも多くのご父兄の方々、地域の方々と交流できることを楽しみにしております。この大人同士のつながりこそが、かわいい子どもたちが楽しく、元気に、安全に学校に通うための大切なつながりになるはずです。

私たち親も、保護者として、地域の住民として、楽しく、積極的に、学校、地域とかかわっていきましょう。
*****
と語っている。

この一節を読んで、なぜかすぐに群馬の某教育委員さんを思い出しましたよ(笑)。


「全員加入のどこが悪い」と居直る群馬の元PTA会長が市の教育委員に取り立てられていたり、
いったいこの国の
   コンプライアンス・人権感覚
は、本当にどうなっているのだろう。



1 ■"PTAの健全な育成と発展に資することを目的として"
文科省とPTA(特に日P)はとっても癒着しているように見えてしまいます。
http://ameblo.jp/yodandesu/entry-10289428864.html

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20080318us41.htm
「春になると、文部科学省社会教育課にはPTA活動に関する苦情電話が殺到する。「総会に欠席したら勝手に役員にされた」「学校からとんでもない仕事を押しつけられて困る」といった内容で、学校名を挙げた苦情が大半。役員改選や活動を巡る混乱ぶりが手に取るようにわかるという。」(2008年3月18日 読売新聞)

手に取るように分かっていらっしゃる方が、「Sさんと、その上司の方」と同じ方なのかは存じませんが、是非、何十年も放置されたこの問題にメスを入れてくださるようお願い申し上げます。
また、『初の実態調査』の結果も拝読したいです。

2 ■Re:PTAの健全な育成と発展に資することを目的として
>とまてさん
御ブログの当該エントリと皆さんのコメント、改めて読ませていただきました。
ありがとうございます。納得です。
(ときどき(いや、よく)過去の重要なやりとりを失念します…。これからも、お願いできますでしょうか(汗)。)

文科省の方たちにもぜひ読んでほしいものです。
「混乱」(「読売新聞」)の背景を探る一環として。

ナイスな読売の記事もご紹介いただき、こちらも、感謝です。
文科省として「重要な課題」として取り組んでもらえるのはありがたく思いますが、そろそろ「期限を切る」、あるいは「解決への道筋を示す」べき時期のようにも思いますね。
もう何か、腹案があるのでしょうかね?
>文科省生涯学習政策局社会教育課

『初の実態調査』
これは、次回の話し合いの時にぜひ聞いてみたいと思います。